BitteR SweeT StrawberrY
こういうことは、どんなに気になっても、あんまりズケズケと聞くもんじゃないよね・・・
ケイは、不思議そうな顔をして、思わず黙ったあたしの顔を覗き込む。
「うんと・・・あぁ、えっと、この間、あたしの友達が、お店にきて」
「ああ、ガクがそんなこと言ってたな・・・」
「え?あ・・・うん・・・で、その友達が・・・」
「うん」
「ケイのことを」
あたしが、そう言いかけた時だった、後ろのテーブルから、すごい笑い声が聞こえてきた。
今度は、女の子だけじゃなくて、一緒にいた男の人も笑ってる。
あたしは、びくっと肩を揺らしてしまった。
こんな短時間に、一気にシャンパンを開けたみたいだから・・・後ろのカップル、そのせいでもう酔っ払ったのかもしれない。
聞こえてくる、後ろのカップルの笑い声。
その男の人の笑い声は・・・
自分の体から血の気がさーって引くのがわかった。
あたしの顔色が一気に変わったから、ケイが、不審そうにあたしを覗きこんでくる。
「どした?」
「え・・・う、うん・・・」
ちょっと声を潜めて言葉を濁して、あたしは、恐る恐る後ろを振り返った。
すると、丁度、カップルの男の人が、ジャケットを脱いで椅子にひっかけようとしているとこだった。
あたしの目に映った、ちょっと酔った感じのするその横顔は・・・
間違いなく・・・
大輔だった・・・
「・・・・・・っ」
あたしは、ぱっとケイの方を向き直って、無言のまま、硬直してしまう。
急に、頭の中が混乱してきた。
なんで・・・大輔が・・・
ここにいるんだろう・・・
それも、女の子と・・・
ゴルフだって言ったのに・・・
ゴルフだから、今日は、無理って言ったのに・・・
何で、こんなとこに・・・・
きっといつもの服装のあたしだったら、後姿で、大輔もあたしだってわかったかもしれない。
だけど、今日は、いつもとは全然違う服装で、髪型も違うから、きっと、大輔は、あたしが此処にいることに、全然気付いてないんだと思う。
あたしだって、こうやって、ケイと此処にいるんだから・・・
きっと、大輔のことは・・・
悪く言えないんだと思う・・・
だけど・・・
胸の中が・・・
なんだかもやもやする・・・
嫉妬とかそういうんじゃなくて・・・
嘘をつかれたことに対しての怒りだったのかもしれない・・・
スプーンを持ってたあたしの手が、小さく震え始めた。
止めようと思っても、全然、自分では止められなかった。
あまりにも、あたしの態度がおかしくなったので、ケイが、綺麗な眉を潜めながら、すって手を伸ばして、あたしの手に触る。
「おい?どうした?大丈夫かおまえ?」
「ん・・・え・・・うん・・・あの・・・」
「うん?」
「ん・・・・あの・・・」
「どうした?」
「あの人・・・・あの男の人・・・」
「うん」
「彼氏だ・・・」
あたしはそう言って、何故か、笑ってしまう。
人間は、究極に追い詰められると、笑ってしまうっていうけど、ほんとにそうなんだなって、まるで他人事のようにそう思った。
ケイは、不思議そうな顔をして、思わず黙ったあたしの顔を覗き込む。
「うんと・・・あぁ、えっと、この間、あたしの友達が、お店にきて」
「ああ、ガクがそんなこと言ってたな・・・」
「え?あ・・・うん・・・で、その友達が・・・」
「うん」
「ケイのことを」
あたしが、そう言いかけた時だった、後ろのテーブルから、すごい笑い声が聞こえてきた。
今度は、女の子だけじゃなくて、一緒にいた男の人も笑ってる。
あたしは、びくっと肩を揺らしてしまった。
こんな短時間に、一気にシャンパンを開けたみたいだから・・・後ろのカップル、そのせいでもう酔っ払ったのかもしれない。
聞こえてくる、後ろのカップルの笑い声。
その男の人の笑い声は・・・
自分の体から血の気がさーって引くのがわかった。
あたしの顔色が一気に変わったから、ケイが、不審そうにあたしを覗きこんでくる。
「どした?」
「え・・・う、うん・・・」
ちょっと声を潜めて言葉を濁して、あたしは、恐る恐る後ろを振り返った。
すると、丁度、カップルの男の人が、ジャケットを脱いで椅子にひっかけようとしているとこだった。
あたしの目に映った、ちょっと酔った感じのするその横顔は・・・
間違いなく・・・
大輔だった・・・
「・・・・・・っ」
あたしは、ぱっとケイの方を向き直って、無言のまま、硬直してしまう。
急に、頭の中が混乱してきた。
なんで・・・大輔が・・・
ここにいるんだろう・・・
それも、女の子と・・・
ゴルフだって言ったのに・・・
ゴルフだから、今日は、無理って言ったのに・・・
何で、こんなとこに・・・・
きっといつもの服装のあたしだったら、後姿で、大輔もあたしだってわかったかもしれない。
だけど、今日は、いつもとは全然違う服装で、髪型も違うから、きっと、大輔は、あたしが此処にいることに、全然気付いてないんだと思う。
あたしだって、こうやって、ケイと此処にいるんだから・・・
きっと、大輔のことは・・・
悪く言えないんだと思う・・・
だけど・・・
胸の中が・・・
なんだかもやもやする・・・
嫉妬とかそういうんじゃなくて・・・
嘘をつかれたことに対しての怒りだったのかもしれない・・・
スプーンを持ってたあたしの手が、小さく震え始めた。
止めようと思っても、全然、自分では止められなかった。
あまりにも、あたしの態度がおかしくなったので、ケイが、綺麗な眉を潜めながら、すって手を伸ばして、あたしの手に触る。
「おい?どうした?大丈夫かおまえ?」
「ん・・・え・・・うん・・・あの・・・」
「うん?」
「ん・・・・あの・・・」
「どうした?」
「あの人・・・・あの男の人・・・」
「うん」
「彼氏だ・・・」
あたしはそう言って、何故か、笑ってしまう。
人間は、究極に追い詰められると、笑ってしまうっていうけど、ほんとにそうなんだなって、まるで他人事のようにそう思った。