犬との童話な毎日
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夕食後。
何時もは見たいTVを見てだらだらしてからお風呂に入るんだけれど。
何となくそんな気分になれなくて、直ぐに入ったお風呂。
ぼーっと体を洗って、ぼーっとお湯に浸かった。
そしてお風呂上がりの暖まった体で部屋に戻ると、窓を開け放した。
黒曜は、そんなあたしに目もくれず、机の上に飛び乗って座る。
まるで何時もとは入れ替わったような位置。
あたし達が仲良く並んだ事は無いから。
窓で切り取られた、狭い夜空を見上げれば、そこにはやっぱり数えられる程の少ない星。
『窓を閉めないと風邪をひくぞ、まだ夜は寒い』
黒曜の意外な気遣いに、少しびっくりして顔だけ振り返る。
「あんたでもそんな優しい言葉、言えるんだね」