HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「これは俺が書いた設計図です!設計図にも著作権はある!あたかも自分が書いたように偽装するのは立派な著作権法の違反だ!!」




「まいったなぁ」



名屋さんは紫煙を吐き出し、俺を困惑したように見つめる。




「佐野君…そこまで言うんなら、こっちにも考えがある。来年から君の大学の卒業生は雇わない」




「それは困ります!!」




「なら、これは俺が設計した家だ。いいね…」




後輩たちには悪いけど、俺は名屋さんのゴーストにはなれなかった。2ヵ月後事務所を一身上の都合で退職した。







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