HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「傍から見れば、セクハラだと思われますよ」
「セクハラ?俺達は恋人同士だ。セクハラは成り立たない…」
佐野部長は私の耳許で囁いた。
「耳朶…甘噛みしてやろうか?」
「け、けけ結構です…」
「遠慮してる割には…顔は赤いけど…期待してる?」
「し、してません…」
「残念だな…」
佐野部長は口惜しそうに漏らしながら、私の持ってきたサラダを食べ始める。
「…羽瀬って判りやすいな・・・」
「佐野部長は…すぐに顔にキモチが出ると言いたいんでしょ?」
「そーだな。退屈していたし、俺の丁度いい玩具にもなりそうだ」
婚約者の次は玩具?
「私を馬鹿にするのもいい加減にして下さい!!」
「セクハラ?俺達は恋人同士だ。セクハラは成り立たない…」
佐野部長は私の耳許で囁いた。
「耳朶…甘噛みしてやろうか?」
「け、けけ結構です…」
「遠慮してる割には…顔は赤いけど…期待してる?」
「し、してません…」
「残念だな…」
佐野部長は口惜しそうに漏らしながら、私の持ってきたサラダを食べ始める。
「…羽瀬って判りやすいな・・・」
「佐野部長は…すぐに顔にキモチが出ると言いたいんでしょ?」
「そーだな。退屈していたし、俺の丁度いい玩具にもなりそうだ」
婚約者の次は玩具?
「私を馬鹿にするのもいい加減にして下さい!!」