運命という名の中で…only you


「シャワーしたい!
あっ!何処か寄る?」


「何処かって?」


「ラ・・ブ・・・ホ
シャワーあるし
なーんてね(笑)」


「アホ!」


頭を ど突く。


「オレが独り暮らしだったらなぁ~」


「何で
実家へ 帰ったの?」


「金を 貯めようかと思ってさ
一人は飯代もかかるし」


「そーか…」


冗談を 言い合って
その日は あたしの家まで送って貰った。


「部屋へ 上がっていい?」


「…まだ けじめつけてないし…」


「うーん…
彼氏はなんて?
なんなら オレが言うよ?」


「明日 ちゃんとするから
待ってね ごめんね」


「わかった」


と 翔太は 帰っていった。










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