俺様不器用男子の甘い愛情



コーヒー牛乳を飲みながら俯くあたしの背中を玲菜はパシッと叩く。


うぅ~………痛いっ!


「くよくよしない!いい?今の隼世くんは甘えてるだけ!」

「そう、なのかな?でも……あたし嫌われたかも!?」

「そんなの分かんないでしょ~!?ほら、自信持つ!」

「ん……。次の授業はちゃんと出るね」

「それでよし♪」



少しだけ軽くなった気がする。


わざわざ、あたしのために時間使ってくれてありがとう玲菜。


ほんとに感謝の気持ちでいっぱいなのです。


「まっ、付き合っててのケンカは付き物よ」

「玲菜もさ……恭平くんとケンカしたの?」

「恭平とはしてないかなぁ~。元カレとは腹立つほどした!」


恭平くんとはしてないのね……。


「恭平が大人だから」と続けて玲菜は笑ってみせた。


あたし達はまだ子供だもん。


これから少しずつ仲直りして………


また、抱きしめてほしいしキスだってしてほしいもん。


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