来い恋
「・・・ご・・めん・・なさ・・い」
「芽衣・・」
「亮輔さんは・・・仕事・・しているだけだったにに・・・私・・・
 嫉妬して・・・電話も無視して・・・」
何とか声を振り絞り謝る。
すると亮輔さんは私の顎を持ち上げ
流れ出る涙を手で拭う。
「可愛い顔が・・台無しだ・・」
そういってまた強く抱きしめる。
「なんかさ・・・こんなに愛されてるんだって思うと
 本当にうれしいもんだね。好きだから嫉妬してたんでしょ?」
私は頷いた。
「好きすぎて・・・」
私の言葉に亮輔さんは目を細め愛おしそうに私を見つめた。
「俺も・・・好きすぎておかしくなりそうなんだけど・・・」
今度は涙を舌で舐めとる。
「亮輔さん?!」
「今さ俺が何考えてるかわかる?」
正直わからなかったので首を横に振る。
すると亮輔さんは口角を上げニヤリと笑い
「ケーキも食べたいし・・・芽衣も食べたい・・・どっちも食べたいから
どっちも食べようと思うんだけど・・・いいかな?」
え?それは一体どういう事?
ケーキも食べたいけど私も・・・じゃあ・・・順番にってこと?
そんな事を考えているうちに気がつけば私は押し倒されていた。

もう新婚でもないのにこのドキドキだけはいつになっても
治まらない。
「ねぇ・・何?するの?」
「どうっちもっていうのはね・・・こういう事だよ。」
すると私の来ているTシャツを上げれるところまで上げた。
中のキャミソールと一緒に・・・
露わになった胸に亮輔さんは、今日買ったイチゴのショートケーキの生クリームを
手ですくい取り私の胸につけた。
冷蔵庫に入っていたため生クリームが冷たくて
思わず変な声を上げてしまったが、亮輔さんは完全にスイッチがオンになっており
気がつけば胸にはたくさんの生クリームが塗りたくられていた。
「ちょ・・ちょっと・・いや・・こんなの困る」
私の声など聞こえていないようで
亮輔さんは口角を上げた。

「もうおしゃべりはお終い。今から楽しませてもらうよ」
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