来い恋
一体いつからここで寝てるのだろう。
気がつくと寝室のベッドの上で普通に寝ていた。
横ではこれまた普通に寝ている亮輔さん。
ベッドの横のベビーベッドには海斗が眠っている。

「んー。寝顔そっくり」
亮輔さんと海斗の寝顔があまりにも似ていて
思わず笑ってしまう。

「なーに笑ってんの?」
「え?!起きてたの!?」
「笑い声で目が覚めた・・・」
「ごめんなさい。」

私たちは海斗の寝顔をみて思わず顔を見合わせて微笑んだ。
「芽衣・・・」
「なあに?」
「次は女の子がいいね・・・」
「そうね~」
なんて何気なく2人目の話をしていたのだが
・・・・え?ちょっと待って・・・・
今の言葉にある違和感を覚えた。

あれ?・・・私って・・・
「芽衣?」
心配そうな顔で呼ばれてハッと我にかえった。
「あっ・・・ごめん・・」
「どうかした?」
「うーん・・・・今気がついたんだけど・・・来てないんだよね」
「何が?」
「生理が・・予定日より2週間以上遅れてくかも・・・」
そして亮輔さんは私の顔をじっと見つめると
思い切り私を抱きしめた。
「今日、必ず薬局に行って検査薬を買って検査して。
結果が出たらすぐに電話して。メールはダメ。わかった?」
私以上に興奮気味の亮輔さんがなんだか可愛く見えた。
「ねえ・・検査薬なら・・・あるよ」
私の言葉にこれまた亮輔さんの顔が明るくなる。
「じゃあ!今すぐ・・今すぐ検査!いい?」
「・・・うん」
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