【完】私と先生~私の初恋~
先生はわざとらしく、ヤレヤレ…といった感じで笑いながら返事を返す。
そんな様子に、母の怒りはますます上っていくみたいだった。
「早苗をもらうだぁ?」
「はい。ですからお嬢さんをお手元から離して頂きたいんです。」
先生はニコニコしている。
母は睨むように私と先生を交互に見ている。
私は母と目を合わすのが怖くて、視線をそらした。
「人の男寝取るような、こんな糞女が欲しい…ねぇ?」
母が馬鹿にしたように、嫌味ったらしく言った。
「あんたさ、私が今なんでこんなになってるか解ってんの???」
先生が首をかしげる。
「コイツが私の旦那を寝取ったんだよ。
自分の父親になった奴を…汚らしいこの糞女が。」
「…それで?」
先生がキョトンとした感じに聞き返すので、母がまた段々とイライラしていくのがわかる。
私は居なくなった男の事を思い出し、吐き気と嫌悪感でたまらずに下を向いた。
違う!寝取ってなんかいない!私はあんたの男に襲われたんだ!
そう思っても、何故だか口に出せない。
私はただ下を向いて、じっと堪えている事しか出来なかった。
母がいやらしい声でマッタリと話し続ける。
「やっと人生やり直せると思ったらコイツに全部ぶち壊されたんだよ。
コイツのせいで…」
下を向いていても、母が私を睨みつけているのがわかる。
好き放題言われて悔しいのに、訳のわからない喉の痛みが邪魔をして声が出せない。
「私は全部失ったんだ。
コイツのせいなんだから、これから償っていくのは当然だろ?」
「償い…ですか。」
そんな様子に、母の怒りはますます上っていくみたいだった。
「早苗をもらうだぁ?」
「はい。ですからお嬢さんをお手元から離して頂きたいんです。」
先生はニコニコしている。
母は睨むように私と先生を交互に見ている。
私は母と目を合わすのが怖くて、視線をそらした。
「人の男寝取るような、こんな糞女が欲しい…ねぇ?」
母が馬鹿にしたように、嫌味ったらしく言った。
「あんたさ、私が今なんでこんなになってるか解ってんの???」
先生が首をかしげる。
「コイツが私の旦那を寝取ったんだよ。
自分の父親になった奴を…汚らしいこの糞女が。」
「…それで?」
先生がキョトンとした感じに聞き返すので、母がまた段々とイライラしていくのがわかる。
私は居なくなった男の事を思い出し、吐き気と嫌悪感でたまらずに下を向いた。
違う!寝取ってなんかいない!私はあんたの男に襲われたんだ!
そう思っても、何故だか口に出せない。
私はただ下を向いて、じっと堪えている事しか出来なかった。
母がいやらしい声でマッタリと話し続ける。
「やっと人生やり直せると思ったらコイツに全部ぶち壊されたんだよ。
コイツのせいで…」
下を向いていても、母が私を睨みつけているのがわかる。
好き放題言われて悔しいのに、訳のわからない喉の痛みが邪魔をして声が出せない。
「私は全部失ったんだ。
コイツのせいなんだから、これから償っていくのは当然だろ?」
「償い…ですか。」