2日後




あれから
光や優輝さんからの連絡はなく、また暇で暇で仕方が無い時間を過ごしていた。




光のSNSも怖くて見ていない。



関わらない方がいいような気がして。



怖かった。




15時27分




「葵、ちょっとおつかい行ってきてくれない?」




リビングのソファで寝転がりながらテレビを見ていたあたしに、お母さんが空っぽの醤油のボトルを見せてきた。



「いいよ」




「あら、今日は素直ね?」




別にすることもないし気分転換に散歩がてら、いいかな、って思った。




「あたしはいつも素直でいい子だよ」




冗談っぽく言うと、お母さんはなに言ってんのよと笑った。



「お醤油だけでいいの?」




「うーん、そうね。お願いね、葵」




「りょうかーい」




あたしに500円玉を渡しながら言ったお母さんに返事をして玄関へ行く。




「行ってきまーす」



「はーい」



トントン、とスニーカーを履いて外へ出た。
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