浅葱色に射す一筋の光
お腹も大分大きくなった今8ヶ月
かなりデカイお腹を持ち上げながら歩く
優輝菜は……今日は会合の為
御所に来ていた
土方「重いのは分かるが……
腹を持つな腹をっっっ!!!」
優輝菜「腰と背中と足が痛くて死にそうなの
寝返りも打てないし…
自分の体じゃないみたいに動けねぇの!
そこ文句言うとこじゃねぇし…
お前の子を産んでやるんだ…文句あるか?」
土方「……………………………………
ムカつく女だな~……………」
優輝菜「ありがとう」
土方「どう致しまして」
最近じゃ、現代人の様に話したり
いちいち突っ込まず訂正せず…流す土方は
私の扱いに慣れて来たのか……?
総司「最近キレがなくなりましたね…兄上」
土方「お前に兄上って言われると
くすぐってぇんだよ……」
総司「失礼ですねっっっ!!!」
土方「あぁ…最近な…優輝菜の腹が
デカくなればなる程…
穏やかになる自分がいてな…」
総司「聞いてます?」
土方「イライラしないんだよなぁ~」
優輝菜「それは良いことだけど
副長だからね…油断してる時が
一番危険だって忘れないでよ!!!」
土方「あぁ…」
優衣「あの……強烈な回し蹴りを
かました男と同一人物とは思えない……」
優輝菜「だね~~!あっ!慶喜だ!
慶喜~~~~~~~~~っっっ!!!」
土方「っっっ!!! 走るなっっ!!
何処が腰と背中と足が痛いの…だ!
餓鬼が酔うぞーーーーー!!!」
優輝菜の後を走って追いかける土方
優衣「相変わらず……親バカ」
総司「元々、優輝菜バカだったからね
可愛い可愛い優輝菜との子供だからね
可愛くて仕方ないんだろうね………
うちもそろそろ来ても
良い頃なんだけどね~~~~。」
優衣「欲しい?」
総司「うん」
優衣「じゃ、頑張ろう!!!」
総司「喜んで!!!」
ここの家庭も総司が20両優衣が
10両だから、裕福な生活ができる