浅葱色に射す一筋の光



   
  産婆「乳飲ませようかね?」


  優輝菜「はぁ~~~~い!!!

  歳さぁ~~~~~~~~~ん!!!」


     パタ パタ パタ パタ パタ


      ゆっくり帰ってきた


      土方「何だ?」


  優輝菜「お乳あげるんだって…」


  土方「どっちからだ?」


  優輝菜「男の子からで良いよ?」


  土方「え~~~~~~~っと………」


  優輝菜「……………………………………」


  産婆「右」


  土方「あぁ。そうだな…」


  優輝菜「うんうん」


  産婆「分かってるよね?」


  優輝菜「……………………………………」


  土方「……………………………………」


  産婆「はぁ~~~~~~~~~」


  土方「脱がせれば分かる!」 


  優輝菜「私も分かる!」


  産婆「常に裸にしとく気か?」

  
  優輝菜「覚えなきゃ!!!

       歳、女の子見せて!」

  土方「よし!………………………………」


  優輝菜「どこが違う?」


  土方「…………………………分からねぇ…」


  優輝菜「ん~~~~~~~~~…

   眉毛が若干凛々しいのが男の子

   髪の毛が柔らかいのが…女の子」


  土方「えーーー…分かんねぇ…」


 優輝菜「…親なのに…情け無いね…うちら」


  土方「はぁ。本当にな…」


  優輝菜「あーーーーーー!!! 
   
     男の子のが髪が茶色い!!!」


      土方「そうか?」


     優輝菜「え…違う?」


  土方「オナゴの目が…茶色い!!!」


  優輝菜「あぁ~~~~~本当だぁ!」


  産婆「寝てるときはどうする…」


  土方「……………………………………」


  優輝菜「……………………………………」

  

   ーーーーーーーーーーーーーー
  


  産婆「ま…生活していくうちに

  ハッキリ区別つくから。この1ヶ月は

  顔もどんどん変わってくるから…

     よく見ることだね…」


     パシャ  パシャ


  子供達を撮って、Boy  Girl と


    それぞれに書き込んどいた


  優輝菜「ど…どっちでも良いから

    おっぱい飲ませちゃおう!」


      土方「そうだな…」


  優輝菜に一人渡し、飲ませてみた


  土方「すげぇ勢いで飲んでるな……」


  優輝菜「初乳は体に良いんだって」


  土方「じゃ、片方ずつだな…」


  優輝菜「かぁ~わえぇ~!!!」


     スパンッッッ!!!


  優・土・産婆「(ビクーーーー!!!)」


  総司「あーーー!お乳飲んでる!」


  土方「出てけぇーーーーー!!!」


  総司「え~~!!!何でですか?」


    土方「乳飲んでるからだ」


    総司「可愛いですね……」


    土方「あぁ。さ、出てけ」


  ひょいっと立ち上がり右手で

 総司の襟首を摘んで部屋から追い出した


  優輝菜「そろそろ……交代」


  土方と赤ちゃんを取り替えて飲ませた。


   産婆さんが飲み終わった

      赤ちゃんから産湯に入れた


  産婆「父上、良く見て学びなさい」と、

  たらいに入れ赤ちゃんを洗った




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