浅葱色に射す一筋の光





  翔はその後、二人斬り…歳は3人斬った。

 周りが静かになり、ホッとすると涙がポロポロ出て来て景色が霞む。

 翔「これで壬生浪士組の仲間入りだね」

      クスクス笑う………

  翔「近藤さんの言うとおりだった…

  とっさに体が動いた。…歳が死ぬかと思った…怖かった…震えが止まらない

   …ふふ。ふふふ…ふふふふふ……」

 アドレナリンが上がりすぎて興奮ではなく…精神が切れる一歩手前だった…。

  土方はそれを察し力強く抱き締めた。

 土方「俺のせいで…悪かった…我慢すると壊れちまう。 壊れる前に泣け…」 


 翔「う…う…うわぁ~~~~~~~~~」


 キチガイのように泣きまくった。一目も気にせず…。。。

 翔「もぅ…だ…大丈夫」立ち直るのも早いのが翔。 5分泣いて立ち直る。


  土方から離れると影が一瞬光った


   歳の後ろっっっ???


  土方を突き飛ばした瞬間…左肩を貫いた刀…激しく熱い。。。指先が痺れる…

       …熱い…

  土方は一瞬驚いた顔をしたけど、直ぐに鬼を通り越し般若になった。


  私の肩に刺さった刀を抜き、相手の首に刺したのだ。


   土方「…………翔っっっ!!!」


 急いで手拭いを出し、キツく縛って担ぎ上げ、物凄い速さで走り出す


   翔「き…気持ち悪い…吐く…」

  土方「吐け。だけど先に進む!」

   痛みと熱さで吐いてしまった。。。

  翔「…ごめ…歳…お前が…好き…かも…」

  土方「…かもじゃねぇ!!!と、言うか話すんじゃねぇ!!!」

  翔「歳…焦ってる…ふふ。分かっ…た?人を…失う…恐…怖…」
  
    土方「煩ぇっっ!黙れ!」

    翔「眠い…おやすみ…」

  土方「っっっ!!!寝るなっっっ!!!喋れっっっ!!!寝たら死ぬぞ。

   あと少しで着く。気張れ!!!」


   翔「どっ…どっち…だよ…」


   私はそこで意識を失う。。。


  土方はその後も、屯所に着くまで私を呼び続けた…



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