浅葱色に射す一筋の光




  近藤「歳…翔の言うとおりに全てが動き、次に何が起こるか分かっていると体が震えたよ…」

  土方「そうか…勝っちゃん…俺、漸くあいつの言っていた大事なもんを失う恐怖が分かった…勝っちゃんの死を聞いたら…俺は…変えてしまうかもしれない…」

  近藤「俺の命はお前に預けてある。お前の好きなようにすれば良い。 ただ…慰めの死は御免だ…」


  土方「あぁ。 俺はもう部屋に戻る」


  近藤「お前…何日風呂に入ってないんだ? 今から入れ。副長が聞いて呆れる!!
 それに…翔が目覚めた時、嫌われるぞ!」


  土方「……………分かった……」


 風呂に入る為、一度部屋に向かった。
 
 すると、総司が翔に話しかけていた。

 襖に手をかけたが…離し…縁側に座った。


  総司「翔…私はあなたを愛してます。
 あなたが土方さんを好いてる事は分かっています。でも一緒にいたいんです。あなたに触れたい。あなたの笑顔が見たい。早く起きて下さい…土方さんが浮気したら、あなたを襲ってでも抱いて子を作り、既成事実をつくる予定です。 そしたら…添い遂げましょうね…」

 
  土方「(浮気は出来ねぇな…一度の過ちも許さねーつもりか…子を作られたら困る…戻れねぇじゃねぇか…総司との子より俺との子の方が可愛いに決まってる!! いや…総司の子も可愛いかもしれん…俺と総司の子を産んで貰って…確かめるか…はっ!俺は何考えてんだ!!総司に触れさせるかっっっ!!!)」


  総司「翔っっっ!!!」


 土方「(ビクーーーーーッッッ!!!)」


  総司「翔…分かる?総司です」


      スパンッ!!!


  土方「目覚めたかっっっ!!!」


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