彼の秘密と彼女の秘密


___瑠璃___


「自分の物で必要な物はありますか?」

「嵐が昨日お布団買ってくれたでしょー。んー。後なんかいる?」

「お前なぁ、女やろ?他にいろいろあるやろう?布団を上に乗せてベッドにしたいとか。
可愛い柄のカバーやったり、クッションやったりテーブルやったり。
お前それでよくモデルが勤まってるよなぁ。驚くわ」

「嵐もたまにはまともな事を言うんですねぇ」

「たまには、は、余計や」

「瑠璃は何色が好きなんですか?」

「黒、白、グレー、カーキとエンジかなぁ」

「お前、女らしい色が1つもなかったぞ」

「どう?じゃあ、後は桜色、かなぁ?」

凛と初めて会った時に咲いていた桜。
もうすぐ散ってしまうなぁ。少し寂しいなぁ...

「瑠璃、大丈夫ですか?ボォーっとしてますよ?」

「ううん、大丈夫だよ。じゃあ、ベッドはいらないから、
桜色のカバーとピローカバーにしようかな」

「瑠璃、タンスはいらねぇのか?」

「あぁそうかぁ...タンスとポールハンガーが欲しいなぁ」

タンスは輸送してもらう事にした。

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