俺様とネコ女
残念ながら、スーパーで誰とも遭遇することなくコウの家に帰りついた。

「お邪魔しまーす」


キッチンに大小2種類のスーパーの袋を置いたコウが「先にシャワー」とこちらを見る。


「私料理するね。ごゆっくり」

「お前もだよ」

「え。お腹すいた」

「我慢しろ」


有無を言わさずバスルームに連れて行かれる。手首から伝わるコウの熱。形だけの抵抗をしてみる。もちろんそんな気ないんだけど。


グイと引っ張られご満悦。

もう。こんな強引なところも好きすぎる。


「ばんざいしろよ」

「おいこら。子どもじゃないから」

「そうか?」

「どうせなら官能的に脱がしてよ」


ーーチッ

大きな舌打ち。
< 192 / 337 >

この作品をシェア

pagetop