俺様とネコ女
玄関の鍵が開いた音がした。
コウが帰ってきた。
電気をつけた音。車の鍵を置いた音。
何も見えないのに、コウの行動が手に取るようにわかる。
「ここ?いるのか?」
近づいてくる足音。聞きなれた、大好きな声。
すっぽり被った布団をそっと外される。目が合わせられず、 枕に顔をうずめる。
「電気もつけずにどうした?」
「頭が痛い」
「大丈夫か?電話しろよ。抜けて帰ってくるのに」
優しい言葉に涙がでる。もう、散々泣いたのに。
「泣くほど痛いのか?」
「さっき薬飲んだから大丈夫だと思う」
「服着替えられるか?」
「うん。お風呂入る…」
やっぱりコウとはいられない。
普通に出来ない。
少しでもコウと離れたい。
ううん。離れたくない。
コウが帰ってきた。
電気をつけた音。車の鍵を置いた音。
何も見えないのに、コウの行動が手に取るようにわかる。
「ここ?いるのか?」
近づいてくる足音。聞きなれた、大好きな声。
すっぽり被った布団をそっと外される。目が合わせられず、 枕に顔をうずめる。
「電気もつけずにどうした?」
「頭が痛い」
「大丈夫か?電話しろよ。抜けて帰ってくるのに」
優しい言葉に涙がでる。もう、散々泣いたのに。
「泣くほど痛いのか?」
「さっき薬飲んだから大丈夫だと思う」
「服着替えられるか?」
「うん。お風呂入る…」
やっぱりコウとはいられない。
普通に出来ない。
少しでもコウと離れたい。
ううん。離れたくない。