LOVEPAIN


「そんな女に払わせるような男に、
俺は見えねぇーし。

かと言って、
別にお前が男に貢いで貰えるような大人のいい女にも見えないけどなっ」


成瀬は勝ち誇ったように、
鼻で笑う


その顔を見て、
カチン、と来てしまう




「成瀬さんだって…その。
そりゃあ、顔はいいけど、
性格なんか…まぁ、優しいけど。

でも、だけど、ちょっと社長でお金持っているからって……そんな……」



言い返して、けなしてやりたい、って思うけど、

非の打ち所が無くて
言いたい事が浮かばない



私も成瀬も、
買い物疲れからか、

少し気がたっているのかもしれない




「は?何?
褒め殺しか?」




周囲が、私達の口喧嘩を興味深そうにチラチラと見ているのに気付き、

私も成瀬も口を閉ざした




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