真夜中の魔法使い
「そうか。周りから離してしまったのは俺の責任だね。
「そんなこと・・!」
そんなことあるんだよ。ミユウが望むなら家庭教師をつけたっていい。」
「でも・・アキとも話せるようになったし・・」
「ミユウ、この際だから言うが・・「やめて!」」
今度はミユウが遮る番だった。
友達なのかとか、よく分からないけれど。
アキのことを否定されるのは自分の存在が否定されるような、とてつもなく恐ろしいことのような気がしたんだ。