真夜中の魔法使い
「それはどうだろうね。」
なぜかニヤリと笑ったミナトはカップを傾け、残りを一気に飲み干してからこう宣言した。
「やっぱりしばらく、魔法禁止令もだな。」
「ええっほんとに!?」
今度はさすがに反応せざるを得なかった。
物心ついてから今まで自然と魔法を使って過ごしてきたのだ。
かなり意識していないと難しいに違いない。
「本当に。
さあ、今から薬を作るから、ソファーに戻って少し横になっていて。」
ミナトは杖を振って2人分のティーカップを片付け、席を立った。