あの頃の君へ〜eternal love〜
"人の多い駅前ではデートをしない"



それが2人にとっての
暗黙のルールだった。



けど、



そんな形のないルールに
縛られるのも残りわずかだ。



『美希…!』



『……武瑠?』



その瞬間、



この胸の奥に熱い何かが込み上げ…



気づけば俺は人目も気にせずに
美希を抱きしめていた。



『悪いのは全部俺だよ。』



『俺がホストだから、、』



『今までお前に我慢ばっかさせて…』



『本当にごめん。』



俺はそのまま目を閉じて
美希の右肩に自分を預けた。




『や、やだなぁ〜!』



『私我慢なんてしてないって!』



すると、



美希がはにかんで俺を振り返った。
< 108 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop