あの頃の君へ〜eternal love〜
『美希…』



その言葉を俺は信じた。



美希はいつだって、



俺を責める事もなく
ただひたすらついてきてくれた。



だから俺はきっと彼女に
甘えてばかりいたのだろう。



それは背伸びをする子供のように…



『もうっ!せっかく会えたのに!
武瑠のそんな顔見たくないよ…。』



『……ごめん。』



すると、



暗い表情を浮かべる俺の前で
美希がパン!と大きく両手を叩いた。



『ハイハイ!』



『もうこの話は終わりっ!』



『お願いだから…笑ってよ。』



『ねっ…?』



『ああ…//』



そして、



ようやく俺に笑顔が戻ると
美希が嬉しそうに腕を絡めた。
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