あの頃の君へ〜eternal love〜
『蓮!こんな時間なのに
すごいお客さんの数だね!』



『ああ!』



ホールの隅にいた俺に
夏希が肩を並べた。



少し恥ずかしいけれど、



本当は笑いが止まらないくらい
俺は嬉しくて仕方がなかった。



『開店早々満席だなんて
超ビックリじゃない!?』



『さっすが!アンタの
手がけた店だけあるよ。』



『ハハ!サンキュ。俺もまさか
ここまでとは思ってなかったよ。』



『まあ、嬉しい限りだ。』



そう。これが俺の追い求めていた姿だ。



見渡す限り



ここには男性客のみならず
女性客だけのグループもいる。



それもまた俺の計算のうちの1つだった。



『やっぱり西園寺 蓮プロデュース
ともなれば女の子たちも来るよねぇ〜。』



『アンタって本当スゴイよ!』



『ハハ!そりゃどーも♪』



滑り出しは順調そのもの。



俺はまた着々と成功への道を
歩き始めていた。



この地でまた大きな花を咲かせるために。
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