あの頃の君へ〜eternal love〜
『当たり前でしょう?
よく考えてみて下さい。』



『身だしなみもそう。』



『ノーメイクで出勤してくるような
人間はそもそも仕事を舐めている。』



『それは自分がここへ来てから
真っ先に目についた事です。』



『いくら早朝とはいえ、接客業である以上
身だしなみに気を使うのは常識でしょう。』



『今までが甘すぎただけだ。』



『まだ何も始まっていない段階で
無理だと思うならどうぞご自由に。』



そうキッパリと言い切って
俺はまた彼女達を見下ろした。



花恋は悔しそうな表情を浮かべると
下から俺を睨みつけ大きく舌打ちをした。



他のキャストたちも皆
不満気な表情は変わらなかった。



そして、



その一言で7人ほどのキャストが
俺の前から姿を消した。
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