あの頃の君へ〜eternal love〜
余裕ぶったフリをして
俺は2人を見下ろした。



でも、本心は違った。



あんなに強がって見せていたけれど
心の中では涙を流していた。



まさか自分がここまで毛嫌い
されるなんて思ってもいなかった。



こんな事を相談出来る相手もいない。



誰かに頼るわけにもいかない。



ならば、とことん嫌われ役に
徹してしまおうと思った。



そうすればもう傷つく事もない。



気分を入れ替えてホールに戻ったが
今日はどうも客の入りが悪い。



いや、それどころかここ1か月で
急激に客足が途絶えたような気もする。



やはりキャストが減った事も
原因の1つなのだろう。



何とか1人でも増やさなければ。



そう思い立った俺は自ら街に繰り出し
早速スカウトを始めた。
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