あの頃の君へ〜eternal love〜
やはり1人でも多く
キャストを入れなければ‥



真っ暗な通路の隅っこで



そんな風に考えていた時
胸ポケットの中のケータイが鳴った。



『もしもし?七海さん‥?』



『はい。ごめんなさい、こんなに
朝早くから‥今お仕事中でしたか!?』



『ああ‥!全然大丈夫ですよ!』



『電話、七海さんからだと思わなくて‥』



『今、外に出て来たので
気にしないで下さいね。』



ケータイを耳に当てたまま



俺は急いで裏口のドアを開け
らせん階段を駆け下りた。



ここから見える景色は



都会のような背の高いビルもなく
昔ながらの温かい街並みが広がっていた。
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