あの頃の君へ〜eternal love〜
『あの‥この前頂いた
お仕事の件なんですけど‥』



『私で良ければお力になりたいなと思って。』



『えっ!?ホントですか!?』



『はい!』



『全くの未経験な上に歳も歳ですけど‥』



『いやいや、全く問題ないよ!
ぜひぜひウチでお願いします!』



“よっしゃ!!“



と心の中でガッツポーズをキメると



俺は無意識に彼女のいる
花屋の屋根を探していた。



今日はからりと晴れていて
朝日がとても眩しい。



目を細めて遠くを見ていると
少し先に小さな緑色の屋根を見つけた。



多分あれだろう。



一緒にいるわけでもないのに



こうして耳元で声が聞けると



彼女が隣にいるような
気持ちになれて嬉しかった。
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