あの頃の君へ〜eternal love〜
『んっ……』



『ここ、どこ…?』



『ホテルだよ。』



『……ホテル?』



この日のために何ヶ月も前から
予約していた5つ星の高級ホテル。



今日俺たちが泊まるのは
最上階にある特別な部屋だ。



そこへ一歩踏み込めば



みなとみらいの最上級の夜景を
一望する事が出来る。



『えっ…!?』



『何これ!広ーーいっ!!』



ドアを開けた途端
美希が一目散で窓へ駆け寄った。



彼女は眼下に広がるその光景に
目を奪われていた。



『綺麗‥』



『本当に綺麗。ねぇ…』



『ここってもしかして…』



『スイートルーム?』



『そうだよ。』
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