あの頃の君へ〜eternal love〜
それを見ていた俺は



俺はすぐさまコンビニで手に入れた
大きなロケット花火に火をつけて



夜空目掛けてぶっ飛ばした。



でも、それはすぐにどこかへ消えてしまった。



あんなに綺麗に輝いていたのに。



『やっぱ夏と言えばコレだよなー。』



「ほら、菜々さんも一緒にやろう。』



彼女と向かい合わせにしゃがみ込んで



手に持っていた線香花火を渡し
二人同時に火をつけた。



バチバチと小さな音を立てて



しかし、確実に大きくなっていく
それに俺たちの目は釘付けになった。



『そうだ、鶴見さん!』



『そろそろ花火が上がる頃じゃない?』



『えっ?もうそんな時間!?』



手元の腕時計を見ると
時刻はもう20時を回っていた。



そういえば、花火の打ち上げまで
あともう少しだ。
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