あの頃の君へ〜eternal love〜
この世界に入って良い事も悪い事も
全てが自分の財産になって



俺は今ここにいる。



気づけば時間も忘れてしまうくらい
夢中で語っていた。



『さ〜てと!そろそろお開きにするか!』



『えーっっ!!もっと聞きたーい!
聞かせてよぉー!!鶴見ぃーー!!』



『ダーメダメ。もう16時過ぎてんだぜ?』



『さっさと帰って寝ないとな。』



花恋たちのそんな声も嬉しかったけれど
外はもうすっかり薄暗くなっていた。



あと数時間もすれば夜の部の
営業が始まってしまう。



先に彼女たちを見送り



俺たちもまたせかせかと
後片付けを終えて店を出た。



スタッフのみんなと別れ、
一人家路を急ぎながらも



ふと口寂しくなった俺は
胸ポケットからタバコの箱を取り出した。
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