あの頃の君へ〜eternal love〜
『あの時はどうかしてたんだ。』
『だからさ…もう1回
1から仕切り直させて?』
彼女にも伝わったのだろうか?
今までにないこの緊張感が‥
俺はその空気を打ち消そうと
彼女の両肩にそっと触れた。
そして、
2人は向かい合い
互いの目を真剣に見つめた。
『美希…』
『俺と結婚して下さい。』
『……………///はい。』
俺の声は震えていた。
美希は赤い顔を隠すように
うつむいてそう答えた。
『これ…』
『受け取って欲しいんだけど。』
俺は胸ポケットから
小さな箱を取り出すと
美希の目の前でゆっくりと開けた。『それって…』
『もしかして婚約指輪…?』
『ああ。』
『美希…左手出して。』
『うん。』
俺は美希の手を取り
薬指にそっと指輪をはめた。
彼女は嬉しそうに5本指を広げ
天井に向かってまっすぐに腕を伸ばした。
『可愛い…』
『ねぇ、これってダイヤ…?』
『ああ。気に入ってくれた…?』
『もちろんっ!!』
反射した光が彼女の頬を照らして
キラキラした笑顔がより輝いていた。
『私、本当にもうすぐ…』
『武瑠のお嫁さんになれるんだね。』
その時、突然彼女の瞳から
大粒の涙がこぼれ落ちた。
驚いた俺は一瞬時間が
止まったようにさえ思えた。
『どうしよう。』
『嬉しくて涙が止まらないよ。』
『美希…』
何もかもが愛おしい。
その姿を見てしまった俺は
もう自分を止められなかった。
『だからさ…もう1回
1から仕切り直させて?』
彼女にも伝わったのだろうか?
今までにないこの緊張感が‥
俺はその空気を打ち消そうと
彼女の両肩にそっと触れた。
そして、
2人は向かい合い
互いの目を真剣に見つめた。
『美希…』
『俺と結婚して下さい。』
『……………///はい。』
俺の声は震えていた。
美希は赤い顔を隠すように
うつむいてそう答えた。
『これ…』
『受け取って欲しいんだけど。』
俺は胸ポケットから
小さな箱を取り出すと
美希の目の前でゆっくりと開けた。『それって…』
『もしかして婚約指輪…?』
『ああ。』
『美希…左手出して。』
『うん。』
俺は美希の手を取り
薬指にそっと指輪をはめた。
彼女は嬉しそうに5本指を広げ
天井に向かってまっすぐに腕を伸ばした。
『可愛い…』
『ねぇ、これってダイヤ…?』
『ああ。気に入ってくれた…?』
『もちろんっ!!』
反射した光が彼女の頬を照らして
キラキラした笑顔がより輝いていた。
『私、本当にもうすぐ…』
『武瑠のお嫁さんになれるんだね。』
その時、突然彼女の瞳から
大粒の涙がこぼれ落ちた。
驚いた俺は一瞬時間が
止まったようにさえ思えた。
『どうしよう。』
『嬉しくて涙が止まらないよ。』
『美希…』
何もかもが愛おしい。
その姿を見てしまった俺は
もう自分を止められなかった。