BEAST POLICE
狙撃にあたっては、警視庁から派遣された巽と倉本両名が担当する事になった。

「……」

黙々と狙撃銃レミントンM700の準備をする巽。

そんな彼に。

「巽」

倉本が歩み寄って来る。

「自分が撃つ」

「……」

巽は無言のまま、倉本を見た。

「俺の狙撃の腕は信用できませんか?」

「そうじゃない。ロサンゼルスSWATに研修にまで行っていたお前の腕は誰もが認めている。だが…」

「犯人を射殺させる事に気を遣ってるんなら止して下さい」

巽は言った。

「俺は銀行人質事件の時にも犯人を狙撃している。その狙撃がもとで、犯人は死亡している…事件解決の為なら、俺は容赦なく射殺します。自分が悪者になっちまってもね」

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