俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!


「たいぶ部屋がスッキリしたね?」

部屋へ入ると、すっかり荷作りが終っていて、 ベッド以外のものは置かれていなかった。

「だろ?いらない家具は捨てるつもりだし、荷物も少なめにしたんだ」

「そっか。ホントいよいよって感じだね?」

どんどん現実に近付いてる気がして、笑顔も引きつってくる。

生活感のない部屋に佇んでいると、亮平が後ろから抱きしめてきた。

「香乃子、今夜は回りくどいことはしないよ。しばらく抱けないから」

「うん…」

そうだね。

こんな風に唇を重ねることも、ベッドで体を重ね合うことも出来なくなるんだ。

でも、だからって、絶対に他の人で埋め合わせしないでね。

離れていても、気持ちだけは重なり合ってるって信じてるから。

朝までキスをしても、体を重ね合っても全然足りない。

それくらいに、亮平と離れるのは寂しい。

だけどもう、その気持ちは見せないよ。

他にもっと、伝えたい気持ちがあるから。
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