LOVE・ホテルに行こう。
「なんで居るんだよ?」


「電話したわよっ、今日泊めて」


えっ?


泊めて?


男と女。
泊めて。


何?
そう言う関係の女の人が田村君にはいるって事?


「無理、帰れよ」


「嫌だ。今日は絶対帰らない。圭吾の所泊まってく」


「無理」


冷たく言い切る田村君。


「…私が…帰る…から」


後ろから2人に顔を出して言った。
繋いでた手を離そうしたが離れない。


「もしかして?彼女?」


初めて気付いたかのように私を見てる女の人。


「そう言う事。わかっただろう?だから今日は帰れよ」


女の人の横をすり抜けて部屋に行こうとする田村君に引っ張られる。


「ちょっと、田村君」


この状況で部屋に入るのはいたたまれない。
立ち止まって田村君に抗議した。


「ったく。…綾子、部屋入れよ。話聞いてやるから」


女の人を呼び捨てで呼んだ。


なぜか3人で部屋に入る羽目になってしまった。


この状況は何?












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