LOVE・ホテルに行こう。
ケーキも食べ終えて洗濯機の終了ブザーが鳴ったのが聞こえて立ち上がる。


「洗濯物干してくる」


干し終えてリビングに戻るとなぜかソファーに寝そべり寛いでる田村君の姿。


おい、おい。寛ぎ過ぎ。


「圭吾、いつまでいる気?」


「明日まで」


はぁっ?


「泊まっていく気?」


「うん。帰るの面倒だし。」


淡々と言う田村君。


「寝るとこないよ」


「美久、冷たいな~。俺、ベッド貸してあげたのに。だったらここで寝るから」


ソファーをトントンと叩く。


「…」


「心配しないで。着替え、持ってきたから」


やられたっ。
また、田村君のペースだ。


私が何言っても帰る気ないんだろうな。


モォー。
口に出来ない雄叫びを心で叫ぶ。


デッカイお荷物、拾ってきたみたいだ。
自分の家みたいに寛がないでよね。


「ご馳走なんて出ないからね。そこは期待しないでよね」


「美久の手料理?すっごい期待してる。楽しみ~」


昼御飯のしょうが焼きを作ってもらったし、ケーキの事もあるし。
しょうがない。
今日は私が折れてあげる。


冷蔵庫に何があったかな?


冷蔵庫の中を見たら鶏肉があった。
頭でメニューを考える。


ご飯を研ぎ夕御飯の準備に取りかかった。
















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