LOVE・ホテルに行こう。
「いただきます」


メインに鶏モモ肉の照り焼き。
その回りに大根サラダ、オクラの和え物、ジャガイモとソーセージが入ったオムレツ。
豆腐と青海苔の吸い物。


簡単だけど味には自信があるメニューを作った。


「うん。美味しい」


作った物を美味しいと食べてくれると作った甲斐もある。


お礼に後片付けするからと言った田村君とお茶碗を洗っていた。


私が洗い田村君が水で泡を流す。
隣で肩が触れ合い、不思議な感じ。


隣に田村君が居るのが当然ようにも感じるし
なんで一緒いるんだって疑問に思うところもある。


多分それが、私達の今の関係性なんだろう。
でもそれでいいかなって思う。
あんまり深く考えない。


「これ済んだらビール、飲もうか?」


「おっ、いいね~」


クーラーを切って窓を網戸にした。
夜風がカーテンを揺らしてた。


冷たいビールで乾杯して喉を潤す。


「圭吾って今までどう言う恋愛してきたの?」


「俺の恋愛?言葉にすると恥ずかしいな。…俺の恋愛か~」


お酒を飲みながらじゃないと聞けないような質問をしてみた。


「大恋愛してたとか、なんかこう無いの?胸がキュンってなるような恋愛話は?」


「う~ん。そんな誰もが大恋愛してる訳でもないし。…前の彼女とは大学の時から2年間付き合ってたんだけど就職したらお互いの生活が精一杯でなんとなく別れて…」












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