駆け引きナシのラブゲーム
帰りのHRが終わって、『よかったー!雨ふってない♪』と思った時。


ポツポツと雨が降り出した。

「まじでぇー最悪」
私は空を見ながら言う。

「な?だから言っただろ?」
咲夜はそう言いながら私の鞄を右手に持って、左手で傘をさした。

「はいはい…。」
私は仕方なく咲夜の傘に入った。


周りの視線が痛かったけど、あんまり気にしなかった。

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