スタートライン~私と先生と彼~【完結】
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マフラーや厚手のコートが必要なくなり、春が近づいて来た、ある日、私の赴任先が決まった。
『大慶高等学校』
山のように高校がある中で、あの人がいる高校に赴任することになるんて。
会える嬉しさなんてなかった。
不安で不安でしかたなかった。
また、好きになってしまったら・・・。そんなことを考えずにはいられなかった。
私は涙を流していた。
何が悲しい?
何を泣いている?
私はあの人を目の前にして、隆だけをを愛し続ける自信がなかったのかもしれない。
あかん・・・泣き止まないと・・・。
隆がもうすぐ来る。不安にさせてはいけない。