スタートライン~私と先生と彼~【完結】


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大学生活も残り1年半。

本格的に進路を考える時期になってきた。

俺は、夏に会社訪問へ行った時に、えらく気に入られたから、よっぽどのことがない限り、そこに決まりそう。

大企業ではないが、やりがいがある仕事ができそうだ。

この就職難にはありがたい話だ。


さっちゃんは、教師になろうかと思っているらしい。



高校の化学の教師。

さっちゃんが高校教師かぁ・・・。

白衣とか着るのかな・・・・・・やばっ、俺妄想してるし・・・。


欲求不満なんかな?


来年は教育実習が待っている。

教育実習って、母校に行くことが多くないか?

つまり・・・あいつに会うことになるのか??

そんなことばかり毎日、頭の中をぐるぐると回っていた時、実習先は大学の近くの学校へ行くことになったことを聞いた。


正直、めちゃくちゃ安心した。


俺は・・・さっちゃんの彼氏だよな?

自問自答するくらい、不安になってしまう。

それくらい、俺にとってあいつは脅威なんだ。


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