スタートライン~私と先生と彼~【完結】
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飲み会の日の朝、俺は車ではなく久しぶりに電車通勤をした。


飲酒運転なんてして、

他人の人生を狂わせたり、

自分の人生を狂わせるわけにはいかない。



電車は、通勤、通学客で満員で、むさ苦しかった。

俺は学生時代から、ドア側に立つようにしている。

ただ単に息苦しい満員電車の中で、外を見たかっただけである。


快速電車で20分の距離。

駅数で言うと4駅ほど。

 

遠くに見える、紅葉しかけの山の赤と緑と、青く澄んでいる空のコントラストがきれいだ。


そんな風景でも見てないと、こんな空気の悪い所でいてられない。 

駅に着く度にドア側を選んだ宿命として、一度降りる。 

そしてある駅で降りた時、目の前にいた人物に、動揺を隠せなかった。


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