大切な記憶
「それより、なんで俺達が楓のこと探してるの知ってるの?」
確かに!
なんで知ってんのや?
「お前ら学校の人気もんだぜ?そんな奴らが3人も必死こいて探してるなんてすぐ噂になるぞ。特に流星は必死だな。俺の存在も気づいていない。」
やれやれと首をふる。
「そこでお前たちに朗報だ。」
!!
朗報という言葉に態呀と顔を合わせる。
俺達は頷き合う。
「流星〜!朗報だってさ!」
すでに数m先を歩いている流星。
はやっ!!
「『流星〜朗報〜!!』」
2人して大声を出す。
流星の足が止まった。
俺達の声が届いたようだ。
『紫苑が朗報持ってきたんやって〜!なー紫苑?』
紫苑の肩に腕をのせる。
「紫苑?」
疑いの声と視線を向ける。
眉頭にシワを寄せている。
流星認めるしかないんやで!
「えー俺のこと忘れたのかよー。」
「朗報ってなんだ?」
「シカト!?」
「本当に朗報なんだろうな?」
「流星君、そんな慌てんな。」
紫苑は両手を前にだしまぁまぁと落ち着かせる。