悲劇のヒロインと傍観者





私はめんどくさい事を避けたいので、うるさい教室から出た。




まったく…可愛い子の裏は怖いなー。




そう思い今教室に行くのはダルいので裏庭に行くことにした。
























先生たちに見つからないように歩いて、裏庭についた…が、先客がいた。





「…右京。」




右京…鈴木右京 ススギウキョウ。




暴走族に入っていて、しかも副総長だ。



髪と目は不良にしては珍しい黒髪・黒目。しかもすこぶるイケメンなのだ…クソッ。



そんな右京と私は他人にはあまり言えないちょっとした関係なのだ。




< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop