殺戮都市
「中川は一緒じゃないのか?てっきり一緒にいるものとばかり思ってたけど」
俺が目覚めるまでの間、ずっと酒の相手をしていたんだろ?
だからそういう絆というか……なんか恋愛感情みたいなのが芽生えてるんじゃないかと思ったのに。
まあ、こんなガチムチの中年親父に恋愛感情を持たれても良い気はしないんだけど。
俺の事じゃないから平気で考えられる。
「今までずっと一緒にいたでしょ?たまには顔を見ない場所にいたいと思う事だってあるわけ」
あ、そうですか。
悟り切ったような、遠い目をして溜め息を吐く大山田に、俺は何も言えなかった。
「ん?そうだ大山田。お前の馬鹿力で私達をあの窓まで飛ばせないか?こう……斧の先に乗せて、振り上げるみたいにして」
身振り手振りで、大山田に要求する恵梨香さん。
それに対して、結構な高さにある窓を見上げて苦い表情を浮かべる大山田。
「北条ちゃん、なかなかの無茶を言ってくれるわね。そんなのやった事もないし、どうなるか分からないわよ?」
「出来なければここで手詰まりだ。北軍と南軍の決起も、ただの茶番で終わってしまう。それだけは避けたいんだ」
俺が目覚めるまでの間、ずっと酒の相手をしていたんだろ?
だからそういう絆というか……なんか恋愛感情みたいなのが芽生えてるんじゃないかと思ったのに。
まあ、こんなガチムチの中年親父に恋愛感情を持たれても良い気はしないんだけど。
俺の事じゃないから平気で考えられる。
「今までずっと一緒にいたでしょ?たまには顔を見ない場所にいたいと思う事だってあるわけ」
あ、そうですか。
悟り切ったような、遠い目をして溜め息を吐く大山田に、俺は何も言えなかった。
「ん?そうだ大山田。お前の馬鹿力で私達をあの窓まで飛ばせないか?こう……斧の先に乗せて、振り上げるみたいにして」
身振り手振りで、大山田に要求する恵梨香さん。
それに対して、結構な高さにある窓を見上げて苦い表情を浮かべる大山田。
「北条ちゃん、なかなかの無茶を言ってくれるわね。そんなのやった事もないし、どうなるか分からないわよ?」
「出来なければここで手詰まりだ。北軍と南軍の決起も、ただの茶番で終わってしまう。それだけは避けたいんだ」