殺戮都市
頑張って階段を上る中川。
休む俺と恵梨香さん。
やっと合流しても、上り始めると再び差が開いて中川が追い付くのを待つ。
この繰り返しだ。
「はぁ……はぁ……お前ら、一体何なんだよ。そんな身体のどこにそんな体力があるんだよ」
ついには俺達に対する愚痴を言い始めた中川。
そう言われてもな。
「私や少年は身軽だからな。武器がそういう特性だから仕方ないだろう。何ならお前もハンマーを出しても良いんだぞ?」
「……そんな事をしたら一歩も歩けなくなるじゃねえか。北条、お前分かってて言ってるだろ」
そんなやり取りが恵梨香さんと中川の間で行われていた時だった。
フシュルルルルル……。
何か……妙な音が聞こえた。
風の音?
いや、違うかな。
二人は話していて気付いていないようだし、俺の聞き違いか?
そう思い、どこから聞こえたか分からないその音の発生源を確認しようと階下を覗いてみると……。
「あっ!」
そこから見えた光景に、俺は思わず歓喜の声を上げた。
休む俺と恵梨香さん。
やっと合流しても、上り始めると再び差が開いて中川が追い付くのを待つ。
この繰り返しだ。
「はぁ……はぁ……お前ら、一体何なんだよ。そんな身体のどこにそんな体力があるんだよ」
ついには俺達に対する愚痴を言い始めた中川。
そう言われてもな。
「私や少年は身軽だからな。武器がそういう特性だから仕方ないだろう。何ならお前もハンマーを出しても良いんだぞ?」
「……そんな事をしたら一歩も歩けなくなるじゃねえか。北条、お前分かってて言ってるだろ」
そんなやり取りが恵梨香さんと中川の間で行われていた時だった。
フシュルルルルル……。
何か……妙な音が聞こえた。
風の音?
いや、違うかな。
二人は話していて気付いていないようだし、俺の聞き違いか?
そう思い、どこから聞こえたか分からないその音の発生源を確認しようと階下を覗いてみると……。
「あっ!」
そこから見えた光景に、俺は思わず歓喜の声を上げた。