殺戮都市
武器を構えたまま動けない。
ルークを初めて見た時と似ているけど、それとはまた異質な物を感じる。
その巨体で力任せに攻めるルークとは違って、じっくりとこちらの様子を伺っているかのようで、どう動けば良いのかさえ分からないのだ。
「こいつは……ビショップか?攻撃を仕掛けてくる様子はないが、ここから先は行かせないという雰囲気だな」
ジッと蛇のような怪物を見つめて、恵梨香さんがそんな事を呟く。
蛇の下半身、上半身は皮を剥がれた人間のようで、頭部はまた蛇。
テレビゲームなんかで登場しそうな容姿の怪物がそのまま目の前にいるといった感じだ。
「そんな考察はいらないんだよ。この状況でどうする。一気に階段を駆け上がるか?」
「恐らく無理だろうな。私達がいくら頑張って走って階段を駆け上がったところで、こいつは柱に巻き付いて移動するんだ。あっと言う間に追い付かれる」
恵梨香さんが言うように、俺達は広場の壁に設置されている階段を上らなければならないのに対して、この蛇は柱を上下に移動する。
だけど……出来ないかもしれないってだけで、諦める事なんて出来ない。
ルークを初めて見た時と似ているけど、それとはまた異質な物を感じる。
その巨体で力任せに攻めるルークとは違って、じっくりとこちらの様子を伺っているかのようで、どう動けば良いのかさえ分からないのだ。
「こいつは……ビショップか?攻撃を仕掛けてくる様子はないが、ここから先は行かせないという雰囲気だな」
ジッと蛇のような怪物を見つめて、恵梨香さんがそんな事を呟く。
蛇の下半身、上半身は皮を剥がれた人間のようで、頭部はまた蛇。
テレビゲームなんかで登場しそうな容姿の怪物がそのまま目の前にいるといった感じだ。
「そんな考察はいらないんだよ。この状況でどうする。一気に階段を駆け上がるか?」
「恐らく無理だろうな。私達がいくら頑張って走って階段を駆け上がったところで、こいつは柱に巻き付いて移動するんだ。あっと言う間に追い付かれる」
恵梨香さんが言うように、俺達は広場の壁に設置されている階段を上らなければならないのに対して、この蛇は柱を上下に移動する。
だけど……出来ないかもしれないってだけで、諦める事なんて出来ない。