鎖恋-僕たちクズですー
「そんで・・・何買うの?」
「うん。真奈のものかな」
金曜午後の池袋
さすがに人が多い。
「もうすぐクリスマスだったな」
こうして2人で並んで歩いていると
いくらか恋人みたいに見えるだろうか・・。
「いいなー。都会って感じで」
真奈はキョロキョロと見回しながら先をゆく。
騒々しい池袋の街並みも真奈にとっては新鮮なのだろうか?
真奈の家は千葉の海岸沿い
とても静かな町だった。
「あそこに比べたらな・・・」
「うんうん・・。なんか楽しいね。池袋」
真奈は少女のように目をキラキラ輝かせハンズの店内でお目当てを物色していた。
「まくら。ゆうくんちにあるまくらが合わないんだよね私」
「あ、そうなんだ。ごめん」
「買ってもいい?」
真奈は抱き枕タイプのピンクの枕を手に取って
「あーーやっぱコレじゃないと寝られない~」
ギュ―っとその枕を抱え顔をスリスリとしている。
「まだ、抱き枕とか使ってるんだ」
「うん。人肌恋しいタイプなんで・・・」
「借してみ。」
僕も真奈のようにその枕をギュ―っとしてみた。
「おお♡ 気持ちいい♡」
ビーズが入ったその枕は肌に絶妙にフィットしてくる
こんな枕に縁がなかった僕は、この感触の虜になりそうだった。
「ゆうくんは使っちゃダメだからね」
真奈はレジまでギュッとしたままレジまで進んでいく。
僕は「隙あらば・・・」なんて毎晩の楽しみが増えたなんて一人ニヤりとしていた。
「うん。真奈のものかな」
金曜午後の池袋
さすがに人が多い。
「もうすぐクリスマスだったな」
こうして2人で並んで歩いていると
いくらか恋人みたいに見えるだろうか・・。
「いいなー。都会って感じで」
真奈はキョロキョロと見回しながら先をゆく。
騒々しい池袋の街並みも真奈にとっては新鮮なのだろうか?
真奈の家は千葉の海岸沿い
とても静かな町だった。
「あそこに比べたらな・・・」
「うんうん・・。なんか楽しいね。池袋」
真奈は少女のように目をキラキラ輝かせハンズの店内でお目当てを物色していた。
「まくら。ゆうくんちにあるまくらが合わないんだよね私」
「あ、そうなんだ。ごめん」
「買ってもいい?」
真奈は抱き枕タイプのピンクの枕を手に取って
「あーーやっぱコレじゃないと寝られない~」
ギュ―っとその枕を抱え顔をスリスリとしている。
「まだ、抱き枕とか使ってるんだ」
「うん。人肌恋しいタイプなんで・・・」
「借してみ。」
僕も真奈のようにその枕をギュ―っとしてみた。
「おお♡ 気持ちいい♡」
ビーズが入ったその枕は肌に絶妙にフィットしてくる
こんな枕に縁がなかった僕は、この感触の虜になりそうだった。
「ゆうくんは使っちゃダメだからね」
真奈はレジまでギュッとしたままレジまで進んでいく。
僕は「隙あらば・・・」なんて毎晩の楽しみが増えたなんて一人ニヤりとしていた。