神聖魔法団【下】



「じゃあ、よろしく」




涯はそう言い、風雅と炎虎の方に視線を向けた。



「さっき、戦闘態勢の話をしていたんだが聞いてたか?」




「いや、聞いてねぇ」



「僕も~」





そう言う2人に対し、また1から説明をし始めた。




「・・・・ということだ。わかったか?」




「了解」



「おっけー!」




どうやら話が終わったようだ。





「作戦は以上だ。
そして、俺が思うにカイザーはきっと俺たちが全員いるときに襲ってくるだろう」




「どうして?」



「1度に俺達を倒せるからだ。
1人1人倒していくとは思えない。」




「なるほど」




「だからと言って気は抜くなよ?
常に警戒してなきゃならない。
辛いかもしれないがよろしく」




涯のこの言葉で作戦会議は終わった。




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