神聖魔法団【下】
「どうなっている?」
涯も驚きを隠せないのか焦ってるようにも見える。
「魔法が当たらない?
いや、かわしているのか?」
雷も困惑しているようだった。
炎虎と天音の方に振り返ってみると必死に黎奈ちゃんを助けようとしている天音の姿が見えた。
その傍で心配そうに見守る炎虎の姿も。
黎奈ちゃんの為にも僕達が頑張らなきゃ・・・。
でも、どうやって?
僕は黎奈ちゃんみたく強くない。
下手に動いて攻撃されて皆に迷惑かけるぐらいなら、じっとしてた方が良いのかな?
でも、助けたいよ。
黎奈ちゃん・・・。
ポンッ
「え?」
不意に肩に手が置かれた。