神聖魔法団【下】



<今ここで消滅しろ>




ゼオラが私に手を差し伸ばす。




きっとゼオラと会った時の私だったら振り払っていただろう。



だけど今の私はその手を掴もうとしていた。




ゼオラの指と私の指が触れようとしたその時、




【黎奈の強さは私たちが知ってる。
黎奈が負けるわけない。
勝つに決まってる。

そうでしょ?みんな!!】



声が聞こえた。




この声は・・・・・・天音?



【黎奈、がんばれ。
俺はここにいるから!!
お前の闇は俺が光に変えるから!!

だから帰って来い!!】




この声は・・・雷だ。






【お前に待ってる人がいるんだ!
待ってるからな!!】




涯だ・・・。





【黎奈、もう1度会いたい・・・っ】




黎兎・・・っ



< 557 / 632 >

この作品をシェア

pagetop