神聖魔法団【下】
「許さない」
マルムの方へゆっくり足を進める。
風雅の後ろでは「待ってて、私が今治すから・・・っ」そう言い涙を流しながら瑠雲の治療を始めてる天音の姿があった。
ここは風雅に任せようと思ったのか皆その場から動かない。
俺たちの分までアイツを倒してくれ。
風雅の後ろ姿に俺はそう伝えた。
マルムと風雅がお互いに睨み合う。
「死んでしまったか?」
「・・・・」
「あのガキは頭が良いヤツだったのぉ~。
ワシもついつい本気をだしてしまったわい。
まぁ、弱かったじゃが。」
「うるさい!!」
風雅の大きな声に反応するマルム。
「絶対に、お前を許さない。」
「ほほう、それは楽しみじゃな」
マルムの気味の悪い笑顔と共に風雅が動き出した。